Nobby NBS501とNIS300Aは、どちらも幅15mmの細いプレートを採用したアレンジ向けのヘアアイロンです。
前髪やショートヘア、襟足、もみあげなどを細かく整えやすいため、「見た目がよく似ているけれど、何が違うの?」「家庭で使うならどちらがよい?」と迷う方もいるでしょう。
2機種を比較すると、NBS501は美容室での使用を想定したプロ向けモデル、NIS300Aはプロ用モデルをベースに家庭で使いやすくしたモデルという違いがあります。
さらに、設定できる温度、温度調節の細かさ、プレート構造、運転モード、本体の重さ、コードの長さ、海外対応、保証期間なども異なります。
NBS501は、低温から細かく温度を設定したい方や、連続使用時の温度維持を重視する方に向いています。
NIS300Aは、軽さや海外対応、家庭での取り回しやすさを重視する方におすすめです。
この記事では、Nobby NBS501とNIS300Aの違いを比較し、それぞれどのような方におすすめなのかをわかりやすく紹介します。
Nobby NBS501とNIS300Aの違いを先に比較

NBS501とNIS300Aは、本体サイズやプレート幅がよく似ていますが、想定されている使い方が異なります。まずは、それぞれの特徴と主な違いを簡単に確認しておきましょう。
NBS501は細かな温度調節と連続使用を重視する人向け
NBS501は、プロ専用ブランドであるNobbyから販売されているヘアアイロンです。
美容室での施術を想定して設計されており、60~200℃まで5℃刻みで温度を調節できます。髪の状態や施術内容に合わせて、温度を細かく変更できることが特徴です。
また、使用中にプレートの温度が下がったとき、一時的に出力を高めるPOWERモードも搭載しています。
複数の毛束を続けて挟む場面や、複数人へ連続して使用する場面でも、設定温度を維持しやすい仕様です。
3mの長いコードも備えているため、美容室で利用者の周囲を動きながら施術したい場合にも向いています。
NIS300Aは軽さと家庭での使いやすさを重視する人向け
NIS300Aは、Nobbyのプロ用モデルをベースに、一般家庭で使いやすいように設計されたNobby by TESCOMのヘアアイロンです。
重さは約300gで、NBS501より軽く作られています。前髪や毛先を毎朝整える場合でも、手首への負担を抑えながら扱いやすいでしょう。
電源はAC100~240Vに対応しているため、対応する国や地域では海外でも使用できます。
コードの長さも1.8mと家庭で扱いやすく、洗面台やドレッサーの周辺でコードが余りにくい点もメリットです。
自動電源OFFは約30分後に作動するため、電源の切り忘れが心配な方にも選びやすいでしょう。
主な違いは温度設定・モード・重さ・コード・海外対応
NBS501とNIS300Aの主な違いは、次のとおりです。
| 比較項目 | NBS501 | NIS300A |
|---|---|---|
| 製品の位置づけ | プロ向け | 一般家庭向け |
| 温度設定 | 60~200℃ | 100~200℃ |
| 温度調節 | 5℃刻み | 10℃刻み |
| 運転モード | POWER・NORMAL | モード切替なし |
| 重さ | 335g | 300g |
| コード長 | 3.0m | 1.8m |
| 海外使用 | 非対応 | 対応 |
| 自動電源OFF | 約60分後 | 約30分後 |
| 保証期間 | 1年間 | 2年間 |
プレート幅や本体サイズ、立ち上がり時間には大きな差がありません。
そのため、どちらを選ぶか迷ったときは、プロ向けの温度管理を重視するか、家庭での軽さや扱いやすさを重視するかで考えると選びやすくなります。
美容室や本格的な施術にはNBS501がおすすめ
美容室で使用する場合や、髪質に合わせて温度を細かく調節したい場合は、NBS501がおすすめです。
NBS501は60℃から設定できるため、高温を避けたい部分や、耐熱温度を確認したうえでウイッグやエクステへ使用したい場合にも対応しやすくなっています。
また、POWERモードを使うことで、施術中にプレートの温度が下がった場合も、設定温度へ戻りやすくなります。
3mのコードや、開口角度を調整できるロックリングなども備えており、施術者の動きや使い方に合わせやすいモデルです。
自宅で前髪やショートヘアを整えるならNIS300Aがおすすめ
自宅で自分の髪を整えることが主な目的なら、NIS300Aが使いやすいでしょう。
100~200℃まで10℃刻みで設定できるため、一般的な朝のスタイリングに必要な温度を選べます。
NBS501より35g軽く、コードも1.8mと短いため、前髪や毛先を整えるときに取り回しやすいことが特徴です。
海外対応や約30分後の自動電源OFF、2年間の保証など、家庭で使う方にとって便利な仕様もそろっています。
Nobby NBS501とNIS300Aの基本スペックを比較

ここでは、NBS501とNIS300Aの基本スペックを表で比較します。共通する部分と異なる部分をまとめて確認すると、2機種の位置づけがわかりやすくなります。
| 項目 | NBS501 | NIS300A |
|---|---|---|
| ブランド | Nobby | Nobby by TESCOM |
| 本体寸法 | 高さ75×幅239×奥行29mm | 高さ75×幅239×奥行29mm |
| 重さ | 335g | 300g |
| プレート寸法 | 長さ83×幅15mm | 長さ約83×幅15mm |
| 設定温度 | 60~200℃ | 100~200℃ |
| 温度調節 | 5℃刻み・29段階 | 10℃刻み・11段階 |
| 100℃到達時間 | 約18秒 | 約18秒 |
| プレート構造 | 両面フロートプレート | 3Dフロートプレート |
| コーティング | Nobbyプロコーティング | アボカドオイルコーティング |
| 温度管理 | POWER・NORMALモード | 上下プレート個別温度管理 |
| 電源 | AC100V | AC100~240V |
| 海外使用 | 非対応 | 対応 |
| コード長 | 3.0m | 1.8m |
| 自動電源OFF | 最終操作から約60分後 | 最終操作から約30分後 |
| 保証期間 | 1年間 | 2年間 |
| カラー | ブラック | ブラック・スモーキーグレー |
サイズ・重さ・プレート幅の違い
NBS501とNIS300Aの本体寸法は、どちらも高さ75×幅239×奥行29mmです。
プレートも長さ約83mm、幅15mmで、基本的な大きさはほぼ同じです。幅15mmのスリムプレートにより、通常の幅広いストレートアイロンでは挟みにくい短い髪にも使いやすくなっています。
一方、重さには35gの差があります。
| 機種 | 重さ | 特徴 |
|---|---|---|
| NBS501 | 335g | 長い業務用コードを搭載 |
| NIS300A | 300g | 家庭で取り回しやすい軽さ |
35gは大きな差に見えないかもしれませんが、前髪を細かく整えたり、手首を返して毛先に動きを付けたりするときは、軽いNIS300Aのほうが扱いやすく感じる場合があります。
設定温度と温度調節段階の違い
NBS501は60~200℃まで5℃刻み、NIS300Aは100~200℃まで10℃刻みで設定できます。
| 機種 | 温度範囲 | 調節単位 | 設定段階 |
|---|---|---|---|
| NBS501 | 60~200℃ | 5℃刻み | 29段階 |
| NIS300A | 100~200℃ | 10℃刻み | 11段階 |
NBS501は100℃未満の低温を使えるだけでなく、5℃単位で細かく調節できます。
髪の根元、毛先、ダメージが気になる部分など、場所に合わせて温度を変えたい方にはNBS501が便利です。
ただし、家庭で前髪や毛先を整える程度であれば、NIS300Aの100~200℃でも十分に使いやすいでしょう。
電源方式・消費電力・海外対応の違い
NBS501はAC100V専用で、日本国内での使用を想定しています。
NIS300AはAC100~240Vに対応しているため、対応する国や地域で使用できます。
| 機種 | 電源 | 海外使用 |
|---|---|---|
| NBS501 | AC100V・50/60Hz | 非対応 |
| NIS300A | AC100~240V・50/60Hz | 対応 |
海外へNIS300Aを持って行く場合は、滞在先のコンセント形状を確認しましょう。電圧に対応していても、差し込み口の形が日本と異なる場合は変換プラグが必要です。
また、航空会社や宿泊施設によって持ち込みや使用に関するルールが異なることもあります。旅行前に利用条件を確認しておくと安心です。
コードの長さと自動電源OFF時間の違い
NBS501のコードは3.0m、NIS300Aは1.8mです。
NBS501は、美容室でコンセントから少し離れた場所へ移動したり、利用者の周囲を動いたりしやすい長さになっています。
NIS300Aの1.8mコードは、自宅の洗面台やドレッサー周辺で扱いやすく、収納時もまとめやすい長さです。
| 機種 | コード長 | 自動電源OFF |
|---|---|---|
| NBS501 | 3.0m | 最終操作から約60分後 |
| NIS300A | 1.8m | 最終操作から約30分後 |
NIS300Aは約30分後に自動で電源が切れるため、朝の支度で慌ただしい方にも安心感があります。
ただし、自動電源OFF機能は切り忘れを完全に防ぐものではありません。使用後は自分で電源を切り、電源プラグを抜いて、十分に冷ましてから収納しましょう。
保証期間とカラー展開の違い
NBS501の保証期間は1年間、NIS300Aは2年間です。
NIS300Aは一般家庭向けの製品として長めの保証が付いているため、購入後の安心感を重視する方に向いています。
ただし、家庭向けのNIS300Aを美容室などの業務用途で使用した場合、保証期間内でも保証の対象外になる可能性があります。仕事で使用する場合は、プロ用のNBS501を選ぶほうが安心です。
カラーは、NBS501がブラック、NIS300Aはブラックとスモーキーグレーから選べます。
| 機種 | 保証期間 | カラー |
|---|---|---|
| NBS501 | 1年間 | ブラック |
| NIS300A | 2年間 | ブラック・スモーキーグレー |
道具らしいプロ向けのデザインを好む方にはNBS501、明るくやわらかな色合いも選びたい方にはNIS300Aが向いています。
違い1:プロ用と家庭用で製品の位置づけが異なる

NBS501とNIS300Aを選ぶうえで最も大きなポイントは、想定されている使用環境です。見た目やサイズはよく似ていますが、NBS501はプロ向け、NIS300Aは一般家庭向けとして作られています。
NBS501は美容室での使用を想定したプロ用モデル
NBS501は、美容学校や美容室などで使われるプロ専用ブランドNobbyの製品です。
美容室では、さまざまな髪質や長さの髪を施術します。また、1日に何度もヘアアイロンを使うことがあるため、温度の調節しやすさや連続使用時の安定性が重要です。
NBS501は、60~200℃まで5℃刻みで調節でき、POWERモードとNORMALモードも切り替えられます。
長さ3mのコードや、プレートの開き幅を調整できるロックリングなども備えており、施術者が自分の使い方に合わせやすい設計です。
NIS300Aはプロ用モデルをベースにした家庭向けモデル
NIS300Aは、プロ用Nobbyの技術や形状を取り入れながら、一般家庭で扱いやすいように設計されています。
15mmのスリムプレートや薄型ヘッドを採用しているため、前髪の根元や襟足などにも差し込みやすいことが特徴です。
一方で、温度設定を100~200℃に絞り、コードを1.8mにするなど、家庭で使いやすい仕様に調整されています。
約300gと比較的軽く、海外対応や約30分後の自動電源OFFも備えているため、毎朝のスタイリングに取り入れやすいでしょう。
業務での連続使用と毎朝のスタイリングでは必要な機能が異なる
美容室で使うヘアアイロンと、自宅で使うヘアアイロンでは、重視したいポイントが異なります。
| 使用場面 | 重視したいポイント | 向いている機種 |
|---|---|---|
| 美容室での施術 | 温度の細かな調節・連続使用・長いコード | NBS501 |
| 縮毛矯正の細かな施術 | 低温設定・毛束の挟みやすさ | NBS501 |
| 毎朝の前髪セット | 軽さ・立ち上がりの速さ・取り回し | NIS300A |
| 旅行先での使用 | 海外対応・持ち運びやすさ | NIS300A |
家庭で1人分の髪を整える場合、業務用の細かな機能をすべて使うとは限りません。
一方、髪の状態に応じて温度を細かく変えたい方や、仕事で何度も使用する方には、NBS501の機能が役立ちます。
違い2:温度設定の範囲と調節の細かさが異なる

NBS501とNIS300Aでは、設定できる最低温度と調節単位が異なります。高温まで設定できる点は共通していますが、低温域や細かな設定を重視する場合はNBS501が有利です。
NBS501は60~200℃を5℃刻みで設定できる
NBS501は、60~200℃まで5℃刻みで設定できます。
合計29段階から選べるため、髪質、ダメージの状態、施術する部分に合わせて細かく温度を変えられます。
例えば、しっかりした髪と傷みが気になる毛先では、同じ温度が適しているとは限りません。NBS501なら、毛先だけ少し温度を下げるなどの調整がしやすくなります。
低温に対応しているため、耐熱温度を確認したうえでウイッグやエクステを整えたい場合にも選択肢が広がります。
NIS300Aは100~200℃を10℃刻みで設定できる
NIS300Aは、100~200℃まで10℃刻みで設定できます。
設定段階は11段階で、100℃、110℃、120℃というように温度を選べます。
NBS501ほど細かな調節はできませんが、一般的な家庭でのスタイリングには十分な範囲です。
温度はデジタル表示で確認でき、設定温度に到達するまでのプレート温度もリアルタイムで表示されます。加熱が完了すると電子音で知らせるため、使い始めるタイミングもわかりやすいでしょう。
低温から細かく調節したい場合はNBS501が使いやすい
髪への負担を考えながら低めの温度を使いたい場合は、60℃から設定できるNBS501が便利です。
特に、次のような使い方をしたい方に向いています。
| NBS501が便利な場面 | 理由 |
|---|---|
| 髪の状態に合わせたい | 5℃刻みで細かく調節できる |
| 毛先だけ温度を下げたい | 部分ごとに設定を変えやすい |
| 100℃未満を使いたい | 最低60℃から設定できる |
| 施術内容ごとに調整したい | 29段階から選べる |
ただし、低温であっても、同じ場所へ何度も当て続けると髪に負担がかかります。温度だけでなく、使用時間やアイロンを通す回数にも注意しましょう。
一般的な自宅スタイリングならNIS300Aでも十分
毎朝、前髪や毛先を整えることが中心なら、NIS300Aの100~200℃でも十分に使いやすいでしょう。
家庭では、5℃単位で設定を変更する機会が少ない方もいます。温度選びを複雑に感じる方にとっては、10℃刻みのNIS300Aのほうがわかりやすい場合もあります。
初めから高温にせず、低めの温度から試し、髪の状態や仕上がりを見ながら調整することが大切です。
濡れた髪への使用は避け、十分に乾かしてから少量ずつ毛束を挟むと、何度もアイロンを通すことを減らしやすくなります。
違い3:プレート構造とコーティングが異なる

両機種とも幅15mmのスリムプレートを搭載していますが、プレートの動き方と表面のコーティングが異なります。髪の挟みやすさや、アイロンを動かしたときの感覚に関わる部分です。
NBS501は短い毛束を挟みやすい両面フロートプレート
NBS501は、上下両方のプレートが動く両面フロートプレートを採用しています。
プレートが毛束に合わせて動くため、少量の髪でも均等に挟みやすくなっています。
前髪、襟足、もみあげなどの短い毛は、幅の広いヘアアイロンではプレートの中央へ収めにくいことがあります。
NBS501は幅15mmの細いプレートと両面フロート構造を組み合わせることで、細かな部分へアプローチしやすい仕様です。
NIS300Aは髪の流れに合わせて動く3Dフロートプレート
NIS300Aは、プレートが髪の流れに合わせて前後左右に傾く3Dフロートプレートを採用しています。
毛束へ密着しやすく、強く握り込まなくても髪を捉えやすいことが特徴です。
ストレートに整えるだけでなく、手首を返して毛先に丸みを付けたり、ショートヘアへ自然な動きを付けたりする場合にも使いやすいでしょう。
髪を挟む力が一部分へ偏りにくいため、自宅でも滑らかに動かしやすい設計です。
NBS501はNobbyプロコーティングを採用
NBS501のプレートには、Nobbyプロコーティングが施されています。
髪を捉える力と、プレートを動かしやすい滑りのバランスを考えたコーティングです。
プレートが滑りすぎると、短い毛束を狙った位置で挟みにくくなることがあります。一方、摩擦が大きすぎると、アイロンを滑らかに動かしにくくなります。
NBS501は、施術者が髪へかける力を調整しやすいように、適度なキャッチ力を持たせています。
NIS300Aはアボカドオイルコーティングを採用
NIS300Aには、アボカドオイルコーティングが採用されています。
髪を適度に捉えながら滑らせやすく、家庭でも毛束を扱いやすいように設計されています。
コーティングの名称だけを見ると、髪へオイルを塗るような印象を受けるかもしれませんが、ヘアオイルが髪へ付着する機能ではありません。
プレート表面に施されたコーティングとして、髪のキャッチ力と滑りやすさを整える役割があります。
どちらも15mmプレートで前髪やショートヘアに使いやすい
NBS501とNIS300Aは、どちらも幅15mmのスリムプレートを搭載しています。
| 使用する部分 | 15mmプレートのメリット |
|---|---|
| 前髪 | 少量ずつ分けて整えやすい |
| 髪の根元 | 薄型ヘッドを差し込みやすい |
| 襟足・もみあげ | 短い毛を狙って挟みやすい |
| ショートヘア | 細かな毛流れを作りやすい |
| メンズヘア | 束感や立ち上がりを調整しやすい |
一方、ロングヘア全体を短時間でまっすぐにしたい場合は、15mmプレートでは一度に挟める毛量が少なくなります。
前髪や細かなアレンジには向いていますが、髪全体のストレートを効率よく仕上げたい方は、より幅の広いプレートを備えたモデルも検討するとよいでしょう。
違い4:温度維持機能と運転モードが異なる

ヘアアイロンは、冷たい髪を何度も挟むとプレートの温度が一時的に下がることがあります。NBS501とNIS300Aはどちらも温度管理に配慮されていますが、その仕組みが異なります。
NBS501はPOWERモードとNORMALモードを切り替えられる
NBS501には、POWERモードとNORMALモードが用意されています。
| モード | 特徴 |
|---|---|
| POWERモード | 温度低下を検知すると一時的に出力を高める |
| NORMALモード | 通常の出力で使用する標準モード |
髪質や施術内容、連続して使う回数に合わせてモードを選べる点は、プロ向けのNBS501ならではの特徴です。
1人分の前髪を短時間整える場合はNORMALモード、複数の毛束を続けて施術する場合はPOWERモードというように使い分けられます。
POWERモードは連続使用時の温度低下を抑えやすい
POWERモードでは、施術中にプレートの温度低下を検知すると、一時的に出力を高めて設定温度を維持しやすくします。
美容室では、毛量の多い髪を細かく分けて何度も施術したり、複数人へ続けて使ったりすることがあります。
プレート温度が大きく下がると、毛束によって仕上がりに差が出たり、同じ部分へ何度もアイロンを通したりする原因になります。
温度の回復を助けるPOWERモードは、施術の安定性を重視する場面で役立ちます。
NIS300Aは上下のプレート温度を個別に管理する
NIS300AにはPOWERモードとNORMALモードの切り替えはありません。
その代わり、上下両方のプレートに温度センサーを搭載し、それぞれの温度を個別に管理します。
片方だけが過度に熱くなったり、反対側の温度が不足したりすることを抑え、上下のプレートで毛束を均等に挟みやすい設計です。
利用者が細かくモードを選ぶ必要がないため、家庭でシンプルに使いたい方にも向いています。
複数人へ続けて使うならNBS501が向いている
家族で順番に使う程度であれば、NIS300Aでも不便を感じにくいでしょう。
一方、美容室で1日に何度も使用する場合や、毛量の多い髪へ長時間使用する場合は、POWERモードを備えたNBS501が適しています。
| 使い方 | おすすめ |
|---|---|
| 自分の前髪を毎朝整える | NIS300A |
| 家族でときどき共用する | NIS300A |
| 美容室で複数人へ使用する | NBS501 |
| 温度低下を抑えて連続施術したい | NBS501 |
家庭用としてNBS501を選ぶこともできますが、モード切替や長いコードが必要かどうかを考えて選びましょう。
違い5:重さ・コード・取り回しやすさが異なる

NBS501とNIS300Aは本体寸法がほぼ同じですが、重さとコードの長さが異なります。手に持ったときの軽さだけでなく、使う場所や収納方法にも関係するポイントです。
NIS300AはNBS501より軽く毎朝使いやすい
NIS300Aの重さは約300gで、NBS501の335gより35g軽くなっています。
前髪をまっすぐ整えるだけであれば、使用時間はそれほど長くありません。しかし、ショートヘア全体へ動きを付けたり、毛先を少量ずつ巻いたりすると、ヘアアイロンを持つ時間が長くなります。
NIS300Aは手首を動かしやすく、初めてスリムタイプのヘアアイロンを使う方にも扱いやすいでしょう。
本体サイズは同程度なので、軽さを優先する場合はNIS300Aが有利です。
NBS501は3mの長いコードで施術中に動きやすい
NBS501は3mのコードを備えています。
美容室では、利用者の正面、横、後ろへ移動しながら髪を整えます。コンセントの位置が施術場所から離れている場合もあるため、長いコードが役立ちます。
コードは根元が回転するシーベルコードになっており、向きを変えながら使ってもねじれにくい設計です。
美容室だけでなく、自宅でもコンセントから鏡まで距離がある場合には便利でしょう。
NIS300Aの1.8mコードは自宅で収納しやすい
NIS300Aのコードは1.8mです。
洗面台やドレッサーの近くにコンセントがある場合は、1.8mでも十分なことが多いでしょう。
3mのコードは使用範囲が広い一方、狭い洗面台では余ったコードが床や台の上へ広がりやすくなります。
NIS300Aならコードをまとめる量が少なく、引き出しや収納ボックスにも片付けやすいことがメリットです。
軽さならNIS300A、作業範囲の広さならNBS501が便利
| 重視するポイント | 向いている機種 | 理由 |
|---|---|---|
| 本体の軽さ | NIS300A | NBS501より35g軽い |
| 毎朝の取り回し | NIS300A | 1.8mコードで扱いやすい |
| コンセントから離れて使う | NBS501 | 3mのコードを備えている |
| 利用者の周囲を動く | NBS501 | 美容室での施術に向く |
コードの長さは、長ければ必ず便利というわけではありません。
使用する場所のコンセントと鏡の位置を確認し、自宅で余らない長さか、施術時に不足しない長さかを考えて選びましょう。
違い6:海外対応・自動電源OFF・保証期間が異なる

NBS501とNIS300Aでは、電源の対応範囲や安全機能、保証期間にも違いがあります。旅行へ持って行きたい方や、電源の切り忘れが心配な方は確認しておきたいポイントです。
海外で使えるのはNIS300A
NIS300AはAC100~240Vに対応しているため、対応する国や地域で使用できます。
海外旅行や海外出張でも普段と同じヘアアイロンを使いたい方にとって、便利な仕様です。
ただし、海外対応であっても、すべての国でそのままコンセントへ差し込めるわけではありません。
滞在先の電圧だけでなく、コンセントの形状も確認し、必要に応じて変換プラグを用意しましょう。
NBS501は日本国内のAC100V専用
NBS501はAC100V専用です。
日本国内の美容室で安定して使用することを想定しているため、海外使用には対応していません。
変換プラグはコンセントの形状を変えるためのもので、電圧を変えるものではありません。AC100V専用のNBS501を、電圧の異なる地域で変換プラグだけを使って使用することは避けましょう。
海外へ持って行く可能性がある場合は、NIS300Aのほうが適しています。
NIS300Aは約30分後に自動で電源が切れる
NIS300Aは、最終操作から約30分後に自動で電源が切れます。
朝の支度では、髪を整えたあとに着替えや持ち物の準備へ移り、電源を切ったか不安になることがあります。
自動電源OFF機能があれば、万が一操作を忘れた場合の不安を軽減できます。
ただし、使用直後のプレートは高温です。電源が自動で切れてもすぐには冷えないため、耐熱性のない台や布の上へ放置しないようにしましょう。
NBS501は約60分後に自動で電源が切れる
NBS501は、最終操作から約60分後に自動で電源が切れます。
美容室では施術の途中に道具を置いたり、別の作業を行ったりすることがあるため、家庭向けモデルより長めに設定されています。
長時間の施術中に意図せず電源が切れにくい一方、家庭で使用する場合はNIS300Aより自動電源OFFまでの時間が長くなります。
どちらの機種も、使用後は自動電源OFFに頼らず、自分で電源を切ってコンセントから抜くことが大切です。
家庭での保証期間はNIS300Aのほうが長い
NIS300Aの保証期間は2年間、NBS501は1年間です。
家庭用として長く使う場合は、NIS300Aの2年間保証が安心材料になります。
| 機種 | 保証期間 | 注意点 |
|---|---|---|
| NBS501 | 1年間 | プロ向け製品 |
| NIS300A | 2年間 | 業務使用では保証条件が異なる場合がある |
保証を受ける際は、購入日や販売店がわかる書類を求められることがあります。レシートや納品書、保証書は処分せずに保管しておきましょう。
Nobby NBS501とNIS300Aの共通点

NBS501とNIS300Aには多くの違いがありますが、前髪やショートヘアを細かく整えやすいという基本的な方向性は共通しています。ここでは、両機種に共通する特徴を紹介します。
幅15mmのスリムプレートを採用している
両機種とも、幅15mmのスリムプレートを採用しています。
一般的な幅の広いストレートアイロンより小回りが利きやすく、指先で毛束をつまむような感覚でスタイリングできます。
一度に多くの髪を挟むよりも、少量の毛束を細かく調整することが得意です。
前髪、ショートヘア、メンズヘアなど、髪が短く幅広いプレートでは扱いにくい部分にも向いています。
前髪・襟足・もみあげを細かく整えやすい
NBS501とNIS300Aは、ヘッド部分が薄く、髪の根元へ差し込みやすい形状です。
前髪を根元から立ち上げたい場合や、襟足を内側へ収めたい場合、もみあげの浮きを整えたい場合などに使いやすいでしょう。
ただし、頭皮や耳の近くへ使用するときは、熱くなったプレートが肌へ触れないように注意が必要です。
初めて使う場合は電源を入れていない状態で動かし方を確認し、少量ずつ毛束を挟むと安全に扱いやすくなります。
ストレートだけでなく毛先のカールにも使える
両機種はプレート周辺に丸みがあり、ストレートだけでなく毛先のカールにも使用できます。
毛束を挟んだあと、手首を少し内側へ返しながら滑らせると、自然な内巻きを作れます。
外側へ返せば外ハネ、根元を持ち上げるように使えばトップの立ち上がりなど、細かなアレンジも可能です。
| アレンジ | 使い方の目安 |
|---|---|
| 前髪の丸み | 毛先へ向かって軽く内側へ返す |
| 外ハネ | 毛先で手首を外側へ返す |
| トップの立ち上がり | 根元を挟み、持ち上げながら動かす |
| 毛束感 | 少量ずつ挟んで方向を整える |
同じ場所で止めると一部分へ熱が集中するため、挟んだあとはゆっくり動かし続けることが大切です。
100℃まで約18秒で立ち上がる
NBS501とNIS300Aは、どちらも最高温度に設定した場合、100℃へ約18秒で到達します。
電源を入れてから短時間で使い始められるため、朝の忙しい時間にも便利です。
設定温度が高い場合は、100℃到達後も加熱が続きます。表示や電子音を確認し、設定した温度に到達してから使用しましょう。
立ち上がりが速くても、髪をとかして毛束を分けておけば、慌てずスムーズにスタイリングできます。
温度ロック・温度メモリー機能を搭載している
両機種には、温度ロック機能と温度メモリー機能が搭載されています。
温度ロック機能は、使用中に手がボタンへ触れても設定温度が変わりにくくなる機能です。
温度メモリー機能は、前回使用した温度を記憶し、次回も同じ温度で使い始めやすくします。
毎朝同じ温度で使う方は、そのたびに温度を設定する手間を減らせます。
開口角度を調整できるロックリングを備えている
NBS501とNIS300Aは、プレートの開口角度を調整できるロックリングを備えています。
手の大きさや挟む毛束の量に合わせてプレートの開き幅を変更できるため、握り込みやすい位置へ調整できます。
プレートの開きが大きすぎると感じる方や、少量の毛束を細かく挟みたい方に便利です。
収納時はプレートを閉じた状態でロックできます。十分に冷めたことを確認してからロックし、コードへ負担がかからないように保管しましょう。
Nobby NBS501とNIS300Aはどっちがおすすめ?

NBS501とNIS300Aは、どちらも前髪やショートヘアのアレンジに使いやすいモデルです。ただし、プロ向けの細かな設定が必要か、家庭での軽さや取り回しを重視するかによって、おすすめが変わります。
NBS501がおすすめの人
NBS501は、次のような方におすすめです。
| NBS501がおすすめの人 | 理由 |
|---|---|
| 美容室で使用したい人 | プロ向けに設計されている |
| 60℃から設定したい人 | 低温域まで対応している |
| 温度を細かく調節したい人 | 5℃刻みで設定できる |
| 連続して使用したい人 | POWERモードを搭載している |
| 長いコードが必要な人 | 3mコードで広く動ける |
| 短い毛束をしっかり挟みたい人 | 両面フロートプレートを採用している |
NBS501は、自宅用としても使えますが、特に魅力を感じやすいのは、細かな温度管理や連続使用を必要とする方です。
美容師の方や、自宅でも髪の状態に合わせて温度を細かく変えたい方に向いています。
NIS300Aがおすすめの人
NIS300Aは、次のような方におすすめです。
| NIS300Aがおすすめの人 | 理由 |
|---|---|
| 自宅で使用したい人 | 家庭で扱いやすい仕様 |
| 軽さを重視する人 | 重さ約300g |
| 前髪を毎朝整えたい人 | 15mmプレートで小回りが利く |
| 海外へ持って行きたい人 | AC100~240Vに対応 |
| コードを収納しやすくしたい人 | 家庭向けの1.8mコード |
| 保証期間を重視する人 | 2年間の保証が付いている |
NIS300Aは、NBS501のような60℃からの温度設定やPOWERモードはありません。
しかし、自宅で前髪やショートヘアを整える用途では十分な機能があり、軽さや海外対応など、家庭向けならではのメリットがあります。
美容師や業務で使用するならNBS501
美容師の方や、仕事で繰り返し使用する方にはNBS501がおすすめです。
一般家庭向けモデルは、家庭内での使用を前提に保証や耐久性が設定されています。美容室で使う場合は、業務用途に対応したモデルを選ぶほうが安心です。
NBS501は細かな温度設定、POWERモード、3mコードなど、サロンワークを支える機能を備えています。
前髪やショートヘアの仕上げだけでなく、縮毛矯正の根元部分など、細かな施術にも使いやすいでしょう。
自宅で前髪やショートヘアを整えるならNIS300A
自分の髪を毎朝整える目的なら、NIS300Aがおすすめです。
NBS501と同じ幅15mmのスリムプレートを備え、本体サイズもほぼ同じでありながら、NIS300Aのほうが軽く作られています。
100℃まで約18秒で立ち上がるため、朝の身支度にも取り入れやすいでしょう。
自動電源OFFまでの時間が約30分と短く、2年間の保証や海外対応も備えているため、一般家庭ではNIS300Aのほうが使いやすいと感じる方が多いでしょう。
温度調節の細かさと軽さのどちらを優先するかで選ぶ
最終的に迷った場合は、温度調節の細かさと、本体の軽さのどちらを優先するかで選びましょう。
| 優先したいポイント | おすすめ |
|---|---|
| 60℃から使いたい | NBS501 |
| 5℃刻みで調節したい | NBS501 |
| 連続使用時の温度維持 | NBS501 |
| 本体の軽さ | NIS300A |
| 海外対応 | NIS300A |
| 家庭での収納しやすさ | NIS300A |
| 保証期間の長さ | NIS300A |
プロ向けという理由だけでNBS501を選ぶ必要はありません。家庭で使う場合は、NIS300Aのほうが用途に合うこともあります。
反対に、自宅用でも温度を細かく調整したい方や、3mのコードが必要な方はNBS501を選ぶとよいでしょう。
Nobby NBS501とNIS300Aの違いまとめ
Nobby NBS501とNIS300Aは、どちらも幅15mmのスリムプレートを採用し、前髪、襟足、もみあげ、ショートヘアなどを細かく整えやすいヘアアイロンです。
本体サイズやプレートの大きさ、100℃までの立ち上がり時間はほぼ同じですが、製品の位置づけや温度設定、プレート構造、重さ、コードの長さなどに違いがあります。
| 主な違い | NBS501 | NIS300A |
|---|---|---|
| 位置づけ | プロ向け | 一般家庭向け |
| 温度設定 | 60~200℃・5℃刻み | 100~200℃・10℃刻み |
| プレート | 両面フロートプレート | 3Dフロートプレート |
| 温度管理 | POWER・NORMALモード | 上下プレート個別温度管理 |
| 重さ | 335g | 300g |
| コード | 3.0m | 1.8m |
| 海外使用 | 非対応 | 対応 |
| 自動電源OFF | 約60分後 | 約30分後 |
| 保証期間 | 1年間 | 2年間 |
NBS501は、美容室で使用する方、低温から細かく温度を設定したい方、連続使用時の温度維持を重視する方におすすめです。
NIS300Aは、自宅で前髪やショートヘアを整えたい方、本体の軽さや海外対応、保証期間の長さを重視する方に向いています。
プロ向けの機能が必要ならNBS501、家庭での扱いやすさを重視するならNIS300Aを選ぶとわかりやすいでしょう。
なお、NIS300Aは旧モデルにあたり、後継モデルが販売されている場合があります。購入するときは、販売価格だけでなく、在庫状況、保証の有無、新品かどうかも確認して選ぶことが大切です。

