イヤホンを長時間使っていると、耳の穴の痛みや圧迫感、蒸れが気になることがあります。
そんな人から注目されているのが、耳の穴をふさがずに装着できるソニーの「LinkBuds Clip WF-LC900」です。
耳のふちに挟むイヤーカフ型を採用しているため、音楽や音声を楽しみながら、家族の呼びかけや周囲の環境音も確認しやすいのが特徴です。
一方で、一般的なカナル型イヤホンとは装着方法や音の聞こえ方が異なり、ノイズキャンセリングにも対応していません。
そのため、「耳をふさがないから快適そう」という理由だけで選ぶのではなく、音漏れや装着感、使用する場所まで確認しておくことが大切です。
この記事では、LinkBuds Clip WF-LC900の特徴をはじめ、装着感、音質、音漏れ、通話性能、便利な機能、デメリットまで詳しく解説します。
さらに、HUAWEI FreeClipやLinkBuds Openとの違いについても紹介するので、自分に合ったイヤホンなのか判断する参考にしてください。
- LinkBuds Clip WF-LC900をレビュー|先に結論
- LinkBuds Clip WF-LC900はどんなイヤホン?
- LinkBuds Clip WF-LC900のスペック・付属品
- LinkBuds Clipの装着感をレビュー
- LinkBuds Clipの音質をレビュー
- LinkBuds Clipの音漏れはどのくらい?
- 3つのリスニングモードをレビュー
- LinkBuds Clipの通話性能をレビュー
- LinkBuds Clipの操作性・アプリ機能
- LinkBuds Clipのデメリット・注意点
- LinkBuds ClipとHUAWEI FreeClipを比較
- LinkBuds ClipとLinkBuds Openの違い
- LinkBuds Clipをおすすめできる人
- LinkBuds Clipをおすすめしにくい人
- LinkBuds Clipを買って後悔しないためのチェックポイント
- LinkBuds Clip WF-LC900のよくある質問
- ソニーLinkBuds Clip WF-LC900レビューまとめ
LinkBuds Clip WF-LC900をレビュー|先に結論

LinkBuds Clip WF-LC900は、音楽への没入感よりも「日常生活の中で無理なくイヤホンを使い続けたい人」に向いているモデルです。
耳の穴をふさがないため、カナル型イヤホンで感じやすい圧迫感や蒸れを避けやすく、家事や在宅勤務、散歩などをしながら音声を楽しめます。
特に、家族からの呼びかけやインターホン、店内放送などを聞き逃したくない人との相性が良いでしょう。
反対に、電車や飛行機などで騒音を遮断したい人や、迫力のある重低音を楽しみたい人にはおすすめしにくいイヤホンです。
LinkBuds Clipの良いところ
大きなメリットは、耳の穴をふさがずに使えることです。
イヤーピースを耳へ押し込まないため、カナル型特有の圧迫感や蒸れが苦手な人でも使いやすくなっています。
また、周囲の音を自然に確認できるため、家事、仕事、散歩、買い物などの「ながら聴き」に適しています。
イヤホン単体で最大約9時間使えるほか、マルチポイントや専用アプリにも対応しており、日常用イヤホンとして便利な機能もそろっています。
LinkBuds Clipの気になるところ
耳を密閉しない構造なので、騒がしい場所では音楽や会話が周囲の音に埋もれる場合があります。
アクティブノイズキャンセリングにも対応していないため、電車や飛行機で静かに音楽へ集中したい用途には不向きです。
また、音量を大きくすると周囲へ音が漏れる可能性があります。
耳の形によってフィット感が変わる点にも注意が必要です。
LinkBuds Clipがおすすめな人
LinkBuds Clip WF-LC900は、次のような人に向いています。
- カナル型イヤホンの圧迫感が苦手
- 家事や仕事をしながら音楽を聴きたい
- 家族からの呼びかけを聞き逃したくない
- 長時間イヤホンを装着することが多い
- 散歩や買い物で周囲の音も確認したい
- オンライン会議や電話でも使いたい
「周囲を遮断するイヤホン」ではなく、「生活しながら使うイヤホン」を探している人ほど魅力を感じやすいモデルです。
LinkBuds Clip WF-LC900はどんなイヤホン?
LinkBuds Clip WF-LC900は、耳の穴へイヤーピースを差し込まず、耳のふちに挟むように装着する完全ワイヤレスイヤホンです。
一般的なイヤホンとは目的が少し異なり、音楽への没入感だけではなく、生活の中で快適に使い続けられることを重視しています。
耳をふさがないイヤーカフ型
LinkBuds Clipは、耳のふちを本体の前後で挟むように装着します。
耳の穴へイヤーピースを入れないため、耳の中を密閉しません。
そのため、圧迫感や蒸れを抑えやすく、イヤホンを長時間装着する人にも検討しやすい構造です。
ただし、耳の形や厚みによってフィット感が変わるため、装着位置の調整は重要です。
「ながら聴き」に向いている
LinkBuds Clipの大きな特徴が「ながら聴き」です。
音楽を流していても家族の声や玄関のチャイムなどを確認しやすく、在宅勤務や家事との相性が良くなっています。
散歩や買い物でも周囲の状況を確認しながら使えます。
ただし、周囲の音が聞こえるからといって屋外での安全が保証されるわけではありません。
道路を横断するときなどは音量を下げ、目視でも安全を確認しましょう。
LinkBudsシリーズでの位置づけ
LinkBudsシリーズは、周囲の環境とつながりながら音を楽しむことを重視したソニーのイヤホンシリーズです。
LinkBuds Clipはその中でもイヤーカフ型を採用し、耳の穴をふさがない開放感と、アクセサリー感覚で身につけやすいデザインを特徴としています。
強力なノイズキャンセリングや音楽への没入感より、会話のしやすさや長時間の装着、日常での使いやすさを重視したモデルです。
LinkBuds Clip WF-LC900のスペック・付属品

主な仕様をまとめると次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 装着方式 | イヤーカフ型・オープンイヤー型 |
| 本体重量 | 片側約6.4g |
| 音楽再生時間 | イヤホン単体で最大約9時間 |
| ケース併用時 | 最大約37時間 |
| 急速充電 | 約3分の充電で約60分再生 |
| 防滴性能 | IPX4相当 |
| 対応コーデック | SBC・AAC |
| マルチポイント | 2台同時接続対応 |
| 専用アプリ | Sony Sound Connect |
| 充電端子 | USB Type-C |
本体サイズ・重量・カラー
イヤホン本体は片側約6.4gです。
耳の穴へ重さが集中するのではなく、耳のふちに装着する点が一般的な完全ワイヤレスイヤホンとの大きな違いです。
デザインも機械的な印象を抑えた丸みのある形で、イヤーカフのように身につけられます。
カラーを服装や持ち物に合わせて選びやすいのも魅力です。
バッテリーと急速充電
イヤホン単体では最大約9時間の音楽再生に対応しています。
充電ケースを含めると最大約37時間使えるため、通勤や仕事、家事などで毎日使う場合にも便利です。
さらに、約3分の充電で約60分再生できる急速充電にも対応しています。
ただし、実際の再生時間は音量や通話時間、使用する機能などによって変わります。
IPX4の防滴性能
イヤホン本体はIPX4相当の防滴性能に対応しています。
ウォーキングや軽い運動で汗をかいた場合や、外出中に小雨が降った場合にも使いやすい仕様です。
ただし、完全防水ではありません。
水洗いやシャワー、入浴中の使用などは避けましょう。
対応コーデック
対応コーデックはSBCとAACです。
普段の音楽や動画視聴には利用しやすい一方、LDACなどの高音質コーデックには対応していません。
高音質を最優先するというより、装着感とながら聴きの快適さを重視した仕様です。
付属品と充電ケース
購入時には、本体だけでなくフィッティングを調整するための付属品についても確認しておきましょう。
特にイヤーカフ型は耳の形によって装着感が変わるため、フィッティングクッションを活用することで安定しやすくなる場合があります。
充電ケースはUSB Type-Cで充電します。
購入する販売店によってセット内容などが異なる可能性もあるため、注文前に商品ページで付属品を確認しておくと安心です。
LinkBuds Clipの装着感をレビュー

イヤーカフ型を初めて使う人にとって、特に気になるのが装着感でしょう。
LinkBuds Clipは耳の穴へ入れるのではなく、耳のふちを挟んで固定します。
そのため、カナル型とは快適さのポイントが大きく異なります。
イヤーカフ型は長時間使いやすい?
耳の穴をふさがないため、カナル型で感じやすい蒸れや圧迫感を抑えやすいことがメリットです。
在宅勤務や家事、音声学習などで数時間続けて使いたい人にも適しています。
一方で、耳のふちを挟むため、人によっては時間がたつと接触部分に違和感が出る可能性があります。
「耳の穴が痛くならない=誰でも長時間快適」というわけではありません。
正しい付け方と装着位置
イヤホンを耳の薄い部分から差し込み、スピーカー部分が耳の穴の近くへ来るように移動させます。
音が遠く感じる場合は、スピーカーが耳の穴から離れすぎている可能性があります。
逆に耳が痛い場合は、厚い部分を挟んでいたり、奥へ移動させすぎたりしている可能性があります。
軽く頭を振ってもずれず、耳へ強い負担もかからない位置を探しましょう。
フィッティングクッションの使い方
イヤホンが緩い場合は、フィッティングクッションを利用して装着感を調整できます。
適切に調整できれば本体が安定し、スピーカー部分の位置も保ちやすくなります。
ただし、クッションによって圧迫感が強くなる場合もあります。
装着直後だけでなく、しばらく使用したときに痛みが出ないかも確認しましょう。
メガネ・マスク・ピアスとの相性
耳の上部へフックを掛けるタイプではないため、一般的な耳掛け式イヤホンよりメガネと干渉しにくいのがメリットです。
マスクのひもとも比較的重なりにくいでしょう。
ただし、耳の形やメガネのつるの太さ、アクセサリーの位置によっては干渉する場合があります。
ピアスやイヤーカフを使用する人は、実際の組み合わせで確認するのがおすすめです。
ランニングでも外れにくい?
ウォーキングや軽い運動なら使いやすい構造です。
IPX4相当の防滴性能もあるため、軽い汗にも対応しやすくなっています。
ただし、ランニングの上下動や激しいスポーツでは耳の形によってずれる可能性があります。
運動前に頭を軽く振り、安定していることを確認しましょう。
LinkBuds Clipの音質をレビュー

LinkBuds Clipは、音楽への深い没入感や強烈な重低音より、日常生活の中で自然に聞き続けられる音を重視したイヤホンです。
ボーカルや会話を聞き取りやすい
歌声、ニュース、ラジオ、ポッドキャスト、動画の会話など、人の声を中心としたコンテンツと相性が良いモデルです。
耳を密閉しないため、部屋で小さなスピーカーを鳴らしているような開放感があります。
作業中のBGMや音声学習にも向いています。
低音の迫力は控えめ
オープンイヤー型でも低音を楽しめますが、耳を密閉するカナル型ほど深い低音を感じにくい傾向があります。
さらに、スピーカー部分が耳の穴からずれると低音が弱く感じられる可能性があります。
ベースや映画の爆発音などを迫力重視で楽しみたい人は、密閉型のほうが適しています。
DSEE・イコライザーで音質調整できる
LinkBuds ClipはDSEEに対応しています。
また、Sony Sound Connectアプリのイコライザーを利用すれば、低音やボーカルなどを好みに合わせて調整できます。
ただし、イコライザーで低音を強調しても、密閉型と同じような重低音になるわけではありません。
音楽・動画・ポッドキャストとの相性
| コンテンツ | 相性 | 特徴 |
|---|---|---|
| ポッドキャスト | とても良い | 人の声を聞き取りやすい |
| 動画・ニュース | 良い | 会話を自然に聞きやすい |
| 音楽 | 良い | BGMや軽いリスニング向き |
| 映画 | 普通 | 重低音の迫力は控えめ |
| ゲーム | 用途による | 周囲の音も確認したい場合に便利 |
特にポッドキャストやラジオ、ニュース、音声学習などを長時間聞く用途との相性が良いでしょう。
LinkBuds Clipの音漏れはどのくらい?
イヤーカフ型を購入するときに気になるポイントのひとつが音漏れです。
LinkBuds Clipは耳を密閉しないため、音量や周囲の環境によっては再生している音が周りへ聞こえる可能性があります。
オープンイヤー型は音漏れする?
スピーカー部分が耳の穴から離れているため、音量を大きくすると周囲へ音が広がりやすくなります。
自宅や屋外では気になりにくくても、静かなオフィスや図書館、電車などでは注意が必要です。
また、実際の音漏れは音量だけでなく、楽曲や装着位置、周囲の静かさによっても変わります。
音漏れ低減モードでどこまで抑えられる?
LinkBuds Clipには音漏れ低減モードがあります。
高音域を抑えることで、通常の再生より周囲へ漏れる音を軽減するための機能です。
静かなオフィスや公共交通機関などで役立ちます。
ただし、音を完全に外へ漏らさなくする機能ではありません。
音漏れ低減モードを利用していても、静かな場所では音量を控えめにすることが重要です。
電車・オフィス・図書館で使うときの注意点
電車では走行音に負けて音量を上げたくなる場合があります。
しかし、音量を上げるほど音漏れしやすくなるため、騒音が大きい場所との相性はあまり良くありません。
オフィスでは周囲との距離が十分にあれば使いやすいものの、隣の人との距離が近い場合は音量に注意しましょう。
図書館や自習室など非常に静かな場所では、音漏れ低減モードだけに頼らず、必要最低限の音量で使うことが大切です。
3つのリスニングモードをレビュー

LinkBuds Clipには、スタンダード、ボイスブースト、音漏れ低減の3つのリスニングモードがあります。
スタンダードモード
音楽、動画、ゲーム、ラジオなどを幅広く楽しむための基本モードです。
普段の家事や仕事、散歩などでは、まずスタンダードモードから試すとよいでしょう。
ボイスブーストモード
ニュース、ポッドキャスト、動画、オンライン講義など、人の声を聞き取りやすくしたいときに便利です。
生活音がある環境で音声コンテンツを聞く場合にも役立ちます。
ただし、ノイズキャンセリングのように周囲の騒音そのものを消す機能ではありません。
音漏れ低減モード
周囲へ漏れる音を抑えたい場合に利用します。
静かな職場や公共交通機関などで便利ですが、音漏れを完全に防止できるわけではありません。
周囲への配慮が必要な場所では、音量調整と組み合わせて使いましょう。
LinkBuds Clipの通話性能をレビュー

音楽だけでなく、電話やオンライン会議で使いたい人にとって通話性能も重要です。
マイクと骨伝導センサーの特徴
LinkBuds Clipは複数のマイクと骨伝導センサーを利用し、自分の声を相手へ届けやすくする工夫がされています。
骨伝導センサーは発話時に伝わる振動を検知し、周囲の雑音と声を区別するために役立ちます。
オンライン会議・電話との相性
耳を密閉しないため、自分の声が耳の中にこもりにくく、普段の会話に近い感覚で話しやすいことがメリットです。
マルチポイントを使えば、パソコンとスマートフォンを同時接続して仕事にも利用できます。
長時間会議が多い人にとって、耳の穴が蒸れにくいことも魅力でしょう。
屋外や風が強い場所では注意
屋外では風切り音や交通音がマイクへ入り込む可能性があります。
重要な電話やオンライン会議では、できるだけ静かな屋内で利用するのがおすすめです。
LinkBuds Clipの操作性・アプリ機能

本体のタップ操作とSony Sound Connectアプリを組み合わせて使用できます。
タップ操作
音楽の再生・停止、曲送り、着信への応答、リスニングモードの切り替えなどを行えます。
装着位置がずれていると反応しにくい場合があるため、何度も強く叩く前にフィット位置を確認しましょう。
Sony Sound Connectでできること
アプリでは主に次のような設定を行えます。
| 機能 | できること |
|---|---|
| リスニングモード | 3つのモードを切り替える |
| イコライザー | 音質を好みに合わせる |
| DSEE | 圧縮音源を補正する |
| 操作設定 | タップ操作を変更する |
| バッテリー確認 | 残量を確認する |
| マルチポイント | 接続機器を管理する |
初期設定のまま使うだけでなく、自分の用途に合わせて設定すると使いやすくなります。
2台同時接続できるマルチポイント
2台のBluetooth機器へ同時接続できます。
たとえばパソコンとスマートフォンへ接続しておけば、パソコンで音声を聞いている途中にスマートフォンへ電話がかかってきても対応しやすくなります。
仕事とプライベートで複数端末を使う人には便利な機能です。
LinkBuds Clipのデメリット・注意点

購入後に「思っていたイヤホンと違った」とならないよう、弱点も確認しておきましょう。
ノイズキャンセリング非対応
一般的なアクティブノイズキャンセリングには対応していません。
電車や飛行機の走行音、人の話し声などを積極的に打ち消すことはできません。
騒がしい場所では聞こえにくい
耳の穴をふさがないため、駅や繁華街などでは周囲の音にコンテンツが埋もれる場合があります。
聞こえにくいからといって音量を上げすぎると、音漏れにもつながります。
耳の形によって装着感が変わる
イヤーカフ型は耳の厚さや形によってフィット感が変わります。
耳が薄ければ緩く感じたり、厚ければ圧迫感を覚えたりする可能性があります。
可能であれば購入前に試着すると安心です。
LDACなど高音質コーデック非対応
対応コーデックはSBCとAACです。
ワイヤレスでも高解像度な音質を最優先したい人には物足りなく感じられる可能性があります。
ワイヤレス充電には対応していない
充電はUSB Type-Cを利用します。
ワイヤレス充電器へケースを置くだけで充電する使い方をしたい人は注意が必要です。
左右を確認して装着・収納する必要がある
イヤホンを使用するときは左右を確認して装着します。
ケースへ収納するときも左右の位置を確認する必要があるため、左右を意識せず使えるタイプに慣れている人は少し手間に感じる可能性があります。
LinkBuds ClipとHUAWEI FreeClipを比較
イヤーカフ型イヤホンを検討している場合、比較候補になりやすいのがHUAWEI FreeClipです。
どちらも耳の穴をふさがずに使える点は共通していますが、細かな機能や使い勝手には違いがあります。
スペックの違い
比較するときは、重量やバッテリーだけでなく、防滴性能、アプリ機能、充電方法、マルチポイントなど、自分が日常的に利用する機能を確認しましょう。
単純に数字が大きい製品を選ぶのではなく、実際の使用場所と照らし合わせることが重要です。
装着感の違い
どちらも耳のふちへ装着するタイプなので、耳の形との相性が大きく影響します。
イヤーカフ型では「どちらの製品が絶対に快適」とは言い切れません。
可能であれば実際に装着して比較するのがおすすめです。
音質・音漏れの違い
オープンイヤー型という性質上、どちらも密閉型ほど周囲の騒音を遮断できません。
また、音漏れは音量や装着位置によって変化します。
LinkBuds Clipは3つのリスニングモードを備えており、音声を聞き取りたい場面や周囲への音漏れを抑えたい場面に合わせられることが特徴です。
LinkBuds Clipがおすすめな人
Sony Sound Connectによる音質調整や、3つのリスニングモードを使い分けたい人はLinkBuds Clipを検討しやすいでしょう。
すでにソニー製品やアプリを利用している人にも選びやすいモデルです。
FreeClipがおすすめな人
FreeClipも有力なイヤーカフ型イヤホンなので、装着感やケースの使い勝手などを含めて比較するとよいでしょう。
特にイヤーカフ型では耳との相性が重要なので、スペック表だけで決めず、可能なら両方を試着して判断するのがおすすめです。
LinkBuds ClipとLinkBuds Openの違い
同じソニーの「ながら聴き」イヤホンとして、LinkBuds Openと迷う人もいるでしょう。
装着方法の違い
大きな違いは装着方式です。
LinkBuds Clipは耳のふちを挟むイヤーカフ型ですが、LinkBuds Openは異なる構造で耳へ固定します。
カナル型のように耳を密閉しない点は共通しているため、最終的には装着感の好みが重要になります。
音質・ながら聴きの違い
どちらも周囲の音を確認しながらコンテンツを楽しむ用途を重視しています。
そのため、単純な音質だけでなく、普段どのような場面で装着するかを基準に比較すると選びやすくなります。
どちらを選べばいい?
イヤーカフのような装着感やデザインを重視するならLinkBuds Clipが候補になります。
一方、LinkBuds Openの装着方式が自分の耳へフィットする場合は、そちらも有力です。
耳の形との相性があるため、可能であれば実機を装着して比較することをおすすめします。
LinkBuds Clipをおすすめできる人

LinkBuds Clipの特徴を考えると、特におすすめしやすいのは次のような人です。
家事や仕事をしながら音楽を聴きたい人
料理や掃除、在宅勤務をしながら音楽やポッドキャストを楽しみたい人に向いています。
家族の呼びかけや玄関のチャイムにも気づきやすいのがメリットです。
カナル型の圧迫感が苦手な人
イヤーピースを耳へ入れないため、カナル型の蒸れや圧迫感が苦手な人にも選択肢になります。
ただし、耳のふちに別の負担がかかる可能性があるため試着できると安心です。
周囲の音や呼びかけを聞き逃したくない人
小さな子どもやペットの様子を確認したい場合や、オフィスで同僚からの呼びかけに対応したい場合にも便利です。
長時間イヤホンを使いたい人
耳の穴をふさがないため、長時間のながら聴きに向いています。
在宅勤務や音声学習などでイヤホンを装着する時間が長い人にも適しています。
通話やオンライン会議でも使いたい人
自分の声がこもりにくく、マルチポイントにも対応しているため、仕事用イヤホンとしても利用しやすいでしょう。
LinkBuds Clipをおすすめしにくい人

一方、次のような人は別のイヤホンも比較することをおすすめします。
電車や飛行機で騒音を遮断したい人
ノイズキャンセリングがないため、移動中の騒音をしっかり減らしたい人には不向きです。
重低音を重視する人
耳を密閉しないため、カナル型ほど深い低音を感じにくくなります。
音楽へ没入したい人
周囲の音が自然に聞こえることが特徴なので、音楽だけへ集中したい用途とは方向性が異なります。
静かな場所で大音量を使いたい人
大きな音量では周囲へ音が漏れる可能性があります。
図書館や静かな職場で大音量を使いたい人には向きません。
激しい運動で使いたい人
軽い運動なら使いやすいものの、激しい動きでは耳の形によってずれる可能性があります。
スポーツ用途が中心なら耳掛け式モデルも比較するとよいでしょう。
LinkBuds Clipを買って後悔しないためのチェックポイント
LinkBuds Clipは特徴がはっきりしたイヤホンなので、自分の用途と合えば便利ですが、用途が合わなければ不満につながる可能性があります。
購入前に次のポイントを確認しましょう。
イヤーカフ型が自分の耳に合うか
最も重要なのが装着感です。
可能であれば店頭で試着し、装着直後だけでなく、少し時間を置いて痛みやずれがないか確認しましょう。
普段使う場所は静かか騒がしいか
自宅、オフィス、公園など比較的静かな場所で使うなら、LinkBuds Clipのメリットを感じやすくなります。
反対に、通勤電車や飛行機での利用が中心なら、ノイズキャンセリングイヤホンのほうが向いている可能性があります。
音質より快適さを優先できるか
LinkBuds Clipの魅力は、音質だけではありません。
耳をふさがないこと、周囲の音を確認できること、長時間使いやすいことに価値を感じられるかが重要です。
ノイズキャンセリングが本当に不要か
これまでノイズキャンセリングを頻繁に利用していた人は注意しましょう。
「ながら聴き用」と「集中して音楽を聴く用」でイヤホンを使い分ける方法もあります。
LinkBuds Clip WF-LC900のよくある質問
購入前に気になりやすいポイントをまとめます。
片耳だけでも使える?
片耳で利用することもできます。
周囲の状況をさらに確認しやすくしたい場面や、左右を交互に使いたい場合にも便利です。
音漏れはどのくらい?
音量、コンテンツ、装着位置、周囲の静かさによって変わります。
静かな場所ほど音漏れが目立ちやすいため、音漏れ低減モードと小さめの音量を組み合わせましょう。
ランニングで使える?
軽いランニングやウォーキングなら利用しやすいでしょう。
ただし、耳の形によって安定感が異なるため、運動前にフィットしていることを確認してください。
メガネをかけたまま使える?
耳の上へフックを掛けるタイプではないため、多くの場合はメガネと併用しやすい構造です。
ただし、耳の形やメガネのつるによって干渉する場合があります。
パソコンとスマホへ同時接続できる?
マルチポイントに対応しているため、2台のBluetooth機器へ同時接続できます。
仕事用パソコンとスマートフォンを併用する人にも便利です。
ノイズキャンセリングイヤホンとの違いは?
大きな違いは「周囲の音を残すか、減らすか」です。
LinkBuds Clipは周囲の音を確認しながら使うことを重視しています。
一方、ノイズキャンセリングイヤホンは騒音を抑え、音楽や作業へ集中したい場面に向いています。
ソニーLinkBuds Clip WF-LC900レビューまとめ
ソニーLinkBuds Clip WF-LC900は、耳の穴をふさがず、周囲の音を確認しながら音楽や音声を楽しめるイヤーカフ型の完全ワイヤレスイヤホンです。
家事、在宅勤務、散歩、買い物、オンライン会議など、日常生活の中で長時間イヤホンを使いたい人との相性が良いモデルです。
片側約6.4gの軽量設計に加え、イヤホン単体で最大約9時間の再生、3つのリスニングモード、マルチポイント、専用アプリなど便利な機能も備えています。
一方で、ノイズキャンセリングには対応していません。
騒がしい場所では音が聞こえにくく、音量を上げると音漏れが気になる可能性もあります。
LDACなどの高音質コーデックに対応していないため、重低音や音楽への没入感を最優先する人にも別のモデルが向いています。
購入するときに特に確認したいのは「普段どこでイヤホンを使うのか」と「イヤーカフ型が自分の耳に合うか」の2点です。
自宅やオフィスなどで、周囲とのつながりを保ちながら音楽や音声を楽しみたい人なら、LinkBuds Clipのメリットを活かしやすいでしょう。
カナル型イヤホンの圧迫感から解放されたい人や、イヤホンを着け外しせず一日を過ごしたい人にとって、LinkBuds Clip WF-LC900は検討する価値のある選択肢です。

