REGZA X9900MとX9900Nを比較|新型X9900Nの進化点とどっちがおすすめか解説

デジタル家電

REGZAの有機ELテレビ「X9900M」と「X9900N」は、どちらもX9シリーズに位置する高性能な4K有機ELテレビです。

型番がよく似ているため、「新型X9900Nでは何が変わったの?」「X9900Mでも十分?」「画質や音質はどれくらい違う?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、X9900Nは、画質・音質・ゲーム性能が大きく強化されたモデルです。

特に、新しいマイクロレンズアレイ有機ELパネルモジュールの採用や、最大144HzのVRR対応、スピーカーシステムの大幅な強化が注目ポイントです。

一方で、X9900MもレグザエンジンZRαやミリ波レーダー、タイムシフトマシン、4K/120p入力などを搭載しており、基本性能はかなり充実しています。

さらにX9900Mには77V型があるため、大画面を選びたい方にはX9900Mならではのメリットもあります。

この記事では、X9900MとX9900Nの違いを、画質・音質・ゲーム性能・録画機能・サイズ・省エネ性能まで詳しく比較します。

 

 

  1. X9900MとX9900Nの違いを先に比較
    1. X9900Nはマイクロレンズアレイ有機ELパネルを採用
    2. X9900NはAIシーン高画質PROに対応
    3. X9900Nはゲームモードで144Hz VRRに対応
    4. X9900Nはスピーカー数と音声出力が大幅に強化
    5. X9900Mには77V型がある
  2. X9900MとX9900Nの画質の違いを比較
    1. X9900Nはマイクロレンズアレイ有機ELパネルモジュールを採用
    2. X9900Mもレグザ専用有機ELパネルモジュールを採用
    3. X9900NはAIシーン高画質PROに対応
    4. どちらもレグザエンジンZRαを搭載
    5. どちらもミリ波レーダー高画質に対応
    6. 画質を最優先するならX9900Nがおすすめ
  3. X9900MとX9900Nの音質の違いを比較
    1. X9900Nは重低音立体音響システムXISを搭載
    2. X9900Mは重低音立体音響システムXHRを搭載
    3. X9900Nは55V型で14スピーカー・170W
    4. X9900Nは65V型で18スピーカー・180W
    5. どちらもDolby Atmosに対応
  4. X9900MとX9900Nのゲーム性能の違いを比較
    1. X9900Nはゲームモードで144Hz VRRに対応
    2. X9900Mも4K/120p入力に対応
    3. どちらもVRR・ALLMに対応
    4. PS5中心ならX9900Mでも十分使いやすい
  5. X9900MとX9900Nのミリ波レーダー・便利機能を比較
    1. どちらもミリ波レーダー高画質に対応
    2. どちらもミリ波レーダー高音質に対応
    3. どちらも離席時省エネモードに対応
    4. どちらも高速電源オンに対応
  6. X9900MとX9900Nのタイムシフトマシン・録画機能を比較
    1. どちらもタイムシフトマシンに対応
    2. どちらも過去番組表から番組を探せる
    3. どちらも始めにジャンプ・まるごとチャンネルに対応
    4. タイムシフトマシンには別売HDDが必要
    5. 録画機能重視ならX9900Mでも十分
  7. X9900MとX9900Nのサイズ・重量・ラインナップを比較
    1. X9900Mは55V型・65V型・77V型を展開
    2. X9900Nは55V型・65V型を展開
    3. 55V型の本体サイズと重量を比較
    4. 65V型の本体サイズと重量を比較
    5. 設置前にテレビ台と搬入経路を確認する
  8. X9900MとX9900Nの消費電力・省エネ性能を比較
    1. 55V型の消費電力と年間消費電力量を比較
    2. 65V型の消費電力と年間消費電力量を比較
    3. 新型X9900Nが必ず省エネとは限らない
  9. X9900MとX9900Nはどっちがおすすめ?
    1. 画質の進化を重視するならX9900Nがおすすめ
    2. テレビ単体の音質を重視するならX9900Nがおすすめ
    3. 144Hz対応を重視するならX9900Nがおすすめ
    4. 77V型の大画面が欲しいならX9900Mがおすすめ
    5. 基本機能が充実した有機ELテレビならX9900Mも候補
  10. X9900MとX9900Nを選ぶときに確認したいポイント
    1. まず55V型・65V型・77V型のどれが必要か決める
    2. サウンドバーを使うかどうかで音質差の重要度が変わる
    3. ゲームは120Hzで十分か144Hzまで必要か確認する
    4. タイムシフトマシン用HDDの設置場所も考える
    5. 新型という理由だけで選ばず必要な機能を確認する
  11. X9900MとX9900Nの違いまとめ

X9900MとX9900Nの違いを先に比較

まずは、X9900MとX9900Nの主な違いを一覧で確認してみましょう。細かな共通点も多い2機種ですが、比較すると新型X9900Nで進化しているポイントがはっきり見えてきます。

比較項目 X9900M X9900N
パネル レグザ専用有機ELパネルモジュール マイクロレンズアレイ有機ELパネルモジュール
映像エンジン レグザエンジンZRα レグザエンジンZRα
AIシーン高画質PRO 対応
サウンドシステム 重低音立体音響システムXHR 重低音立体音響システムXIS
スピーカー数 10個 55V型14個・65V型18個
最大音声出力 90W 55V型170W・65V型180W
ゲーム 4K/120p・VRR対応 ゲームモード144Hz VRR対応
ミリ波レーダー 対応 対応
タイムシフトマシン 対応 対応
サイズ展開 55・65・77V型 55・65V型

大きな進化点は、X9900Nの「映像」「音」「ゲーム性能」の3つです。

一方、録画機能やミリ波レーダーなど、X9900Mの時点ですでに充実していた機能については共通する部分も多くなっています。

X9900Nはマイクロレンズアレイ有機ELパネルを採用

X9900Nでは、新たにレグザ専用マイクロレンズアレイ有機ELパネルモジュールが採用されています。

有機ELらしい深い黒の表現を活かしながら、明るさのある映像を表現しやすくなっているのが特徴です。

X9900Mも高性能な有機ELテレビですが、パネルそのものの進化を重視するならX9900Nの方が魅力があります。

X9900NはAIシーン高画質PROに対応

X9900Nでは、地上デジタル放送やネット動画、HDMI入力映像などを分析して画質を調整するAIシーン高画質PROに対応しています。

普段見る番組や動画の種類が幅広い方にとって、映像ごとに適した画質へ自動調整してくれるのは便利なポイントです。

X9900Nはゲームモードで144Hz VRRに対応

X9900Mも4K/120pやVRRに対応しており、ゲーム用途には十分高性能です。

ただしX9900Nでは、ゲームモードで最大144HzのVRRに対応しています。

高リフレッシュレート対応のPCなどを接続してゲームを楽しみたい方は、X9900Nの方が選びやすいでしょう。

X9900Nはスピーカー数と音声出力が大幅に強化

X9900Mは10個のスピーカーと90Wの音声出力を備えています。

これに対してX9900Nは、55V型で14個・170W、65V型で18個・180Wと大幅に強化されています。

テレビ単体でも迫力のある音を楽しみたい方にとって、X9900Nの音響性能は大きな魅力です。

X9900Mには77V型がある

X9900Nは55V型と65V型の2サイズですが、X9900Mには55V型・65V型に加えて77V型があります。

70インチを超える大画面の有機ELテレビを選びたい場合は、77X9900Mが選択肢になります。

X9900Mがどのように進化してきたモデルなのか知りたい方は、前世代との違いを整理したX9900LとX9900Mの違いもあわせて確認すると、世代ごとの変化がわかりやすくなります。

X9900MとX9900Nの画質の違いを比較

テレビ選びで特に気になるのが画質ではないでしょうか。X9900MもREGZAの上位有機ELモデルとして十分高性能ですが、X9900NではパネルやAIによる映像処理がさらに進化しています。

画質機能 X9900M X9900N
パネル方式 4K有機EL 4K有機EL
パネルモジュール レグザ専用有機ELパネルモジュール マイクロレンズアレイ有機ELパネルモジュール
映像処理エンジン レグザエンジンZRα レグザエンジンZRα
AIシーン高画質PRO 対応
低反射 低反射ARコート 低反射ARコート
HDR HDR10+ ADAPTIVE・Dolby Vision IQなど HDR10+ ADAPTIVE・Dolby Vision IQなど

X9900Nはマイクロレンズアレイ有機ELパネルモジュールを採用

X9900Nの画質面で最も注目したいのが、マイクロレンズアレイ有機ELパネルモジュールです。

一般的に有機ELは、画素そのものが発光するため、黒をしっかり沈めた高コントラストな映像を得意としています。

X9900Nでは、その有機ELの良さに加えて、明るさのある映像表現を狙ったパネルが採用されています。

映画の暗いシーンだけでなく、明るい場面のメリハリまで重視したい方にはX9900Nが向いています。

X9900Mもレグザ専用有機ELパネルモジュールを採用

X9900Mも一般的な低価格モデルではなく、レグザ専用有機ELパネルモジュールを採用した上位モデルです。

ディープブラックコントロールPRO、低反射ARコート、3次元カラーリマスターPROなどにも対応しており、黒の表現や色彩の豊かさを重視した設計になっています。

そのため、X9900Nが新型だからといって、X9900Mの画質性能が低いわけではありません。

X9900NはAIシーン高画質PROに対応

X9900NではAIによる映像分析機能も強化されています。

ネット動画だけでなく、地デジ放送やHDMIから入力された映像にも対応するため、テレビ番組・動画配信サービス・ゲームなど、さまざまな映像を見る方に使いやすい機能です。

視聴するたびに細かな画質設定を変更するのが面倒な方にも便利でしょう。

どちらもレグザエンジンZRαを搭載

映像処理エンジンについては、X9900M・X9900NともにレグザエンジンZRαを搭載しています。

そのため、新型だけが高性能な映像エンジンを搭載しているわけではありません。

画質の違いを見るときは、映像エンジンだけでなく、パネルとAI映像処理の進化に注目するのがポイントです。

どちらもミリ波レーダー高画質に対応

どちらもミリ波レーダーを利用して視聴環境を検知し、画質を調整する機能に対応しています。

そのため、ミリ波レーダーだけを目的にX9900MからX9900Nへ変更する必要性はそれほど大きくありません。

画質を最優先するならX9900Nがおすすめ

どちらも高画質な有機ELテレビですが、パネルの進化やAIシーン高画質PROまで含めて考えると、画質重視ではX9900Nが優勢です。

映画・ドラマ・スポーツ・ネット動画などをできるだけ高画質で楽しみたい方はX9900Nを選びやすいでしょう。

X9900MとX9900Nの音質の違いを比較

X9900MとX9900Nでは、画質以上に分かりやすい違いが音質性能です。新型X9900Nではスピーカー構成と最大出力が大幅に強化されています。

項目 X9900M X9900N 55V型 X9900N 65V型
サウンドシステム 重低音立体音響システムXHR 重低音立体音響システムXIS 重低音立体音響システムXIS
スピーカー数 10個 14個 18個
音声実用最大出力 90W 170W 180W
Dolby Atmos 対応 対応 対応

X9900Nは重低音立体音響システムXISを搭載

X9900Nでは新しい重低音立体音響システムXISを搭載しています。

複数のスピーカーを使い、音を前方向だけでなく上方向や横方向にも広げる構成になっているため、映像を包み込むような立体感を感じやすい設計です。

X9900Mは重低音立体音響システムXHRを搭載

X9900Mも、重低音立体音響システムXHRを搭載しています。

フルレンジ、ツィーター、サイドツィーター、トップツィーター、ウーファー、スクリーンスピーカーを組み合わせた10スピーカー構成です。

90Wの出力があるため、一般的なテレビとして見ると十分に高性能です。

X9900Nは55V型で14スピーカー・170W

55X9900Nでは、スピーカー数が14個に増え、音声実用最大出力は170Wになっています。

X9900Mの90Wと比べると、数値上でも大きな違いがあります。

X9900Nは65V型で18スピーカー・180W

65X9900Nはさらに豪華で、合計18個のスピーカーと180Wの出力を備えています。

65V型では特に音響システムの強化が目立ちます。

映画やライブ映像、スポーツなどをテレビ単体の音で楽しみたい方には魅力的です。

どちらもDolby Atmosに対応

X9900MとX9900NはいずれもDolby Atmosに対応しています。

そのため、立体音響そのものはどちらでも楽しめます。

ただし、スピーカー数や出力の違いを考えると、テレビ本体だけで迫力のある音を求めるならX9900Nの方が有利です。

 

 

X9900MとX9900Nのゲーム性能の違いを比較

PS5やゲーミングPCをつないで使いたい方は、ゲーム性能も確認しておきたいポイントです。X9900Mも十分高性能ですが、X9900Nでは最大144Hzまで対応範囲が広がっています。

ゲーム機能 X9900M X9900N
4K/120Hz 対応 対応
144Hz VRR 対応
VRR 対応 対応
ALLM 対応 対応
AMD FreeSync Premium 対応 対応
瞬速ゲームモード 対応 対応

X9900Nはゲームモードで144Hz VRRに対応

X9900Nでは、ゲームモードで最大144HzのVRRに対応しています。

リフレッシュレートが高くなるほど、対応するゲームや機器では動きがなめらかに見えやすくなります。

特にゲーミングPCを接続し、高フレームレートでゲームを楽しみたい方にはX9900Nが向いています。

X9900Mも4K/120p入力に対応

X9900Mは4K/120p入力に対応しています。

VRRやALLMにも対応しているため、PS5などの家庭用ゲーム機を使う用途であれば十分高性能です。

「144Hzまで必要ない」という方であれば、ゲーム性能だけを理由にX9900Mを候補から外す必要はありません。

どちらもVRR・ALLMに対応

VRRはゲームのフレームレートに合わせてテレビ側の表示タイミングを調整する機能です。

ALLMは対応ゲーム機を接続したときに、自動的に低遅延向けのモードへ切り替える機能です。

どちらもX9900MとX9900Nの両方で利用できます。

PS5中心ならX9900Mでも十分使いやすい

家庭用ゲーム機を中心に使い、4K/120Hzまで対応できれば十分という方であれば、X9900Mでも不満を感じにくいでしょう。

一方、PCゲームなどで144Hzまで活用したい方はX9900Nがおすすめです。

X9900MとX9900Nのミリ波レーダー・便利機能を比較

新型モデルを見ると「便利機能もすべて新しくなったのでは?」と思いやすいですが、X9900Mの時点ですでに充実しています。特にミリ波レーダー関連は、X9900MとX9900Nの両方に搭載されています。

機能 X9900M X9900N
ミリ波レーダー高画質 対応 対応
ミリ波レーダー高音質 対応 対応
離席時省エネモード 対応 対応
高速電源オン 対応 対応
AirPlay 2 対応 対応

どちらもミリ波レーダー高画質に対応

ミリ波レーダー高画質は、テレビを見る人の位置などを検知し、視聴環境に合わせて映像を調整する機能です。

X9900Mにもすでに搭載されているため、X9900Nで初めて追加された機能ではありません。

どちらもミリ波レーダー高音質に対応

音質についてもミリ波レーダーを利用した調整に対応しています。

テレビの正面だけでなく、座っている場所に合わせた音の聞こえ方を意識した機能です。

どちらも離席時省エネモードに対応

テレビの前から人が離れたことを検知して、省エネにつなげる離席時省エネモードも両方に搭載されています。

ミリ波レーダー関連の機能だけを比べると、X9900MとX9900Nの差は大きくありません。

どちらも高速電源オンに対応

電源操作後の待ち時間を減らし、テレビをすぐに使いやすくする高速電源オンにも両モデルが対応しています。

日常的な使い勝手については、X9900Mでも十分充実しているといえるでしょう。

X9900MとX9900Nのタイムシフトマシン・録画機能を比較

REGZAを選ぶ理由として、タイムシフトマシンを重視している方も多いのではないでしょうか。録画機能については、X9900MとX9900Nで大きな差はありません。

録画機能 X9900M X9900N
タイムシフトマシン 対応 対応
過去番組表 対応 対応
始めにジャンプ 対応 対応
まるごとチャンネル 対応 対応
USB HDD録画 対応 対応
4Kダブルチューナーウラ録 対応 対応

どちらもタイムシフトマシンに対応

タイムシフトマシンは、指定したチャンネルや時間帯をまとめて録画しておき、後から番組を探して見られる機能です。

「録画予約を忘れてしまった」という場面を減らしやすいのが大きなメリットです。

X9900M・X9900Nのどちらでも利用できます。

どちらも過去番組表から番組を探せる

タイムシフトマシンで録画した番組は、過去番組表から探すことができます。

通常のテレビ番組表を見る感覚で過去の番組を選べるので、録画番組を探しやすいのが特徴です。

どちらも始めにジャンプ・まるごとチャンネルに対応

途中から見始めた番組を最初から楽しみやすい「始めにジャンプ」や、複数のチャンネルを一覧しやすい「まるごとチャンネル」にも対応しています。

タイムシフトマシンには別売HDDが必要

注意したいのは、テレビ本体だけでタイムシフトマシン録画が完結するわけではないことです。

利用するには別売のタイムシフトマシン対応USBハードディスクが必要になります。

通常録画についても、録画する場合には別売USBハードディスクを用意する必要があります。

X9900Mを選ぶ予定でHDD選びまで進めたい方は、X9900Mで使えるタイムシフトマシン用HDDの選び方で、容量や接続端子、1台・2台構成の違いまで確認できます。

録画機能重視ならX9900Mでも十分

タイムシフトマシンやUSB HDD録画を目的に選ぶ場合、X9900Nだけに大きなメリットがあるわけではありません。

録画機能を中心に考えるなら、X9900Mでも十分選択肢になります。

X9900MとX9900Nのサイズ・重量・ラインナップを比較

テレビは性能だけでなく、部屋に設置できるかどうかも重要です。X9900MとX9900Nでは、サイズ展開だけでなく、本体寸法や重量にも違いがあります。

X9900Mは55V型・65V型・77V型を展開

X9900Mには次の3サイズがあります。

型番 画面サイズ
55X9900M 55V型
65X9900M 65V型
77X9900M 77V型

特に77V型が選べる点はX9900Mの大きな特徴です。

X9900Nは55V型・65V型を展開

X9900Nは55X9900Nと65X9900Nの2サイズです。

型番 画面サイズ
55X9900N 55V型
65X9900N 65V型

77V型が必要な場合はX9900NではなくX9900Mを選ぶことになります。

55V型の本体サイズと重量を比較

項目 55X9900M 55X9900N
123.2cm 122.3cm
高さ 74.3cm 77.0cm
奥行 31.3cm 26.5cm
スタンド込み質量 21.5kg 24.5kg

55V型では、X9900Nの方が奥行は抑えられていますが、重量はX9900Mの方が軽くなっています。

65V型の本体サイズと重量を比較

項目 65X9900M 65X9900N
145.2cm 144.2cm
高さ 86.8cm 89.2cm
奥行 33.6cm 30.0cm
スタンド込み質量 29.5kg 32.0kg

65V型でもX9900Nの方が奥行は小さめですが、重量は重くなっています。

設置前にテレビ台と搬入経路を確認する

55V型・65V型とも大型テレビなので、購入前にはテレビ台だけでなく、玄関・廊下・階段などの搬入経路も確認しておきましょう。

特に77X9900Mは、スタンド込みで幅171.9cm、重量41.0kgあります。

大画面になるほど「部屋に置けるか」だけでなく「家の中まで運び込めるか」の確認も重要です。

 

 

X9900MとX9900Nの消費電力・省エネ性能を比較

テレビを長時間見る家庭では、消費電力も気になるポイントです。ただし、新型X9900Nだから必ず省エネ性能が高いとは限らないため、サイズごとに比較することが大切です。

55V型の消費電力と年間消費電力量を比較

項目 55X9900M 55X9900N
消費電力 397W 445W
年間消費電力量 229kWh/年 252kWh/年

55V型では、年間消費電力量はX9900Mの方が少なくなっています。

65V型の消費電力と年間消費電力量を比較

項目 65X9900M 65X9900N
消費電力 496W 561W
年間消費電力量 281kWh/年 271kWh/年

65V型では、定格時の消費電力はX9900Nの方が大きい一方、年間消費電力量はX9900Nの方がわずかに少なくなっています。

新型X9900Nが必ず省エネとは限らない

55V型と65V型で結果が異なることからもわかるように、「新型だから電気代も安い」と単純には判断できません。

省エネ性能を重視する場合は、購入したい画面サイズの年間消費電力量を確認するのがおすすめです。

また、年間消費電力量は一定の条件をもとに算出された目安なので、実際の使用状況によって消費電力量は変わります。

X9900MとX9900Nはどっちがおすすめ?

ここまで比較しても「結局、自分にはどちらが合うの?」と迷う方もいるでしょう。X9900MとX9900Nでは、重視したいポイントによっておすすめが分かれます。

重視するポイント おすすめ
最新の画質性能 X9900N
テレビ本体の音質 X9900N
144Hzゲーム X9900N
77V型の大画面 X9900M
4K/120Hzゲーム どちらも対応
タイムシフトマシン どちらも対応
ミリ波レーダー どちらも対応

画質の進化を重視するならX9900Nがおすすめ

画質を最優先するならX9900Nがおすすめです。

マイクロレンズアレイ有機ELパネルモジュールに加え、AIシーン高画質PROにも対応しています。

映画やネット動画を少しでも高画質で楽しみたい方に向いています。

テレビ単体の音質を重視するならX9900Nがおすすめ

音質の違いは特に大きく、X9900NはX9900Mよりスピーカー数と音声出力が大幅に増えています。

サウンドバーを別に設置せず、テレビだけでも迫力のある音を楽しみたい方にはX9900Nが向いています。

144Hz対応を重視するならX9900Nがおすすめ

PCゲームなどで144Hzを活用したい方は、X9900Nを選ぶメリットがあります。

一方、PS5などで4K/120Hzまで使えれば十分な場合は、X9900Mでも使いやすいでしょう。

77V型の大画面が欲しいならX9900Mがおすすめ

X9900Nには77V型がないため、70インチを超える有機ELテレビを選びたい方はX9900Mが候補になります。

77V型が欲しいという条件があるなら、X9900Mを選ぶ理由は非常に明確です。

基本機能が充実した有機ELテレビならX9900Mも候補

X9900MにもレグザエンジンZRα、ミリ波レーダー、タイムシフトマシン、4K/120p、VRR、Dolby Atmosなどが搭載されています。

そのため、最新機能をすべて求めるわけではない場合、X9900Mでも十分高性能です。

新型との違いを理解したうえで、自分が実際に使う機能を基準に選ぶのがおすすめです。

また、有機EL以外も比較したい場合は、Mini LED上位モデルとの違いをまとめたX9900MとZ970Mの違いや、価格・省エネ性・使いやすさも比較しやすいX9900MとZ870Mの違いも参考になります。

X9900MとX9900Nを選ぶときに確認したいポイント

X9900MとX9900Nは、単純に新しい方を選べばよいというわけではありません。購入後に後悔しないためには、画面サイズや視聴スタイルなどを整理しておくことが大切です。

まず55V型・65V型・77V型のどれが必要か決める

最初に確認したいのは画面サイズです。

55V型または65V型なら両モデルを比較できますが、77V型が必要ならX9900Mになります。

テレビの視聴距離だけでなく、設置場所の幅や搬入経路まで含めて確認しましょう。

サウンドバーを使うかどうかで音質差の重要度が変わる

X9900Nは音質が大幅に強化されていますが、別途サウンドバーやAVアンプを使う予定がある場合、本体スピーカーの差をどこまで重視するかは人によって変わります。

反対に、テレビ単体ですっきり設置したい方ほど、X9900Nの音質強化を活かしやすいでしょう。

ゲームは120Hzで十分か144Hzまで必要か確認する

家庭用ゲーム機中心ならX9900Mでも高性能ですが、ゲーミングPCなどで144Hzを使いたい場合はX9900Nが向いています。

ゲームをほとんどしない方であれば、この違いを最優先にする必要はありません。

タイムシフトマシン用HDDの設置場所も考える

タイムシフトマシンを利用する場合は、テレビだけでなく別売HDDを置くスペースも必要になります。

テレビ台の収納スペースやUSBケーブルの取り回しも購入前に確認しておくと安心です。

新型という理由だけで選ばず必要な機能を確認する

X9900Nの方が進化している部分は多いですが、X9900Mも十分高性能です。

自分が実際に使う機能に差があるかどうかを確認することが、失敗しにくい選び方です。

X9900MとX9900Nの違いまとめ

X9900MとX9900Nは、どちらもタイムシフトマシンやミリ波レーダーを搭載した高性能な4K有機ELテレビです。

ただし、新型X9900Nではマイクロレンズアレイ有機ELパネルモジュール、AIシーン高画質PRO、最大144HzのVRR対応、強化されたスピーカーシステムなど、画質・音質・ゲーム性能を中心に進化しています。

おすすめしたい人 選びたいモデル
最新の有機EL画質を重視したい X9900N
テレビ単体の音質にこだわりたい X9900N
144Hzでゲームを楽しみたい X9900N
77V型の大画面を選びたい X9900M
4K/120Hz・タイムシフトマシンが使えれば十分 X9900Mも候補

総合性能を重視するならX9900N、77V型やX9900Mの機能で十分と感じるならX9900Mが選びやすいでしょう。

X9900Mは旧型ですが、レグザエンジンZRα、ミリ波レーダー、タイムシフトマシン、4K/120p、VRRなど、現在でも便利に使える機能がそろっています。

一方、X9900Nは特に画質と音質の進化が大きいため、「せっかく上位の有機ELテレビを買うなら映像も音もできるだけこだわりたい」という方に適したモデルです。

どちらが自分に合うか迷ったときは、まず「画面サイズ」「画質」「音質」「ゲーム性能」の4点から優先順位を決めると選びやすくなります。

 

タイトルとURLをコピーしました